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がん・腫瘍の手術

がん・腫瘍の手術

がんや腫瘍の手術において、
当院がもっとも大切にしているのは
「取り残しのない手術」を徹底することです。

取り残しは当然、再発や転移の可能性を高めてしまいます。術後に切り取った腫瘍の検査をすることで、取り残しがなかったかの確認も行います。

発見から検査まで

皮膚や筋肉などが一部盛りあがっていたり、腫れていたり、硬くなっている状態を「しこり」といいます。ペットの体を触ったときに、しこりを見つけたときには注意が必要です。小さくても悪性腫瘍の危険性があります。
飼い主さまとペットの日頃のスキンシップががんの発見につながることもあります。普段からスキンシップを欠かさず、健康時のペットの体の状態をよく観察しておくことが大切です。
悪性の場合、腫瘍の悪化は良性のものより早く進みます。良性か悪性かの判断は触診や肉眼による判断が困難です。組織の一部を採取するなどして、細胞の検査を行うことになります。

良性腫瘍と悪性腫瘍

痛みがない、硬い、急激に大きくなる、数が増えてくる、表面がでこぼこしてくる、などのしこりを見つけた場合は、それは悪性腫瘍の可能性が高いと言えます。悪性腫瘍の場合、転移する前に一刻も早くの切除が望まれます。
良性のものでも大きくなることはあります。しかしその速度は緩やかです。良性のものでも放置することにより悪性化することもあるので早期の切除をおすすめします。

しこりについて

皮膚のしこり

1おできやしこり状のものが大きく変化しているようであれば、悪性のがんの疑いがあります。しこりの部分の毛が抜けてしまっているのが特徴です。

2おできやしこりの表面がなめらかなのは「脂肪腫」の特徴で、良性のことが多く、痛みは伴いません。高齢犬に多く見受けられます。

3ピンク色でカリフラワー状の盛りあがりは良性のイボで、「乳頭腫」と呼ばれます。
年齢に関係なく現れます。

4黒色や濃い色のおできやしこりに見られる「黒色種」はメラノーマとも呼ばれ、高齢の犬や黒い犬に見受けられます。口腔内や、爪の生え際にできる場合は悪性のことがあるので注意が必要です。

5ラブラドール、ゴールデン、ボクサーなどに多い「肥満細胞腫」は、悪性の場合が多いです。

6しばしば鼻や足の先、肛門にできる「扁平上皮がん」は、多くの場合、ただれたり、潰瘍状になり 皮膚病と間違えやすい病気です。表皮がただれるようなことがあれば、すぐに獣医師に相談しましょう。

リンパ節のしこり

リンパ節とは

あごの下、わきの下、ひざの後ろ、もしくは内股のリンパ管が走行する途中にある結節状の器官のことです。
感染症や炎症、アレルギー疾患、自己免疫性疾患などの症状がないのに、リンパ節にしこりがある場合、「悪性リンパ腫」(血液のがんの一種)が疑われます。

乳房のしこり

乳房のしこりが見られる場合、「乳腺炎」、さらには「乳腺腫瘍」の可能性があります。
「乳腺炎」は授乳中や発情後のメスに見られ、乳房が熱を持ち、触ると痛みを伴います。
「乳腺腫瘍」は6歳以上のメスに多く見られ、避妊手術をせず、出産経験のないまま高齢になった犬に発生しやすいと言われています。

肛門周辺のしこり

肛門の周辺に硬く、丸いしこりがある場合、「肛門周囲腺腫」が疑われます。去勢をしていない大人のオスに多くみられます。
触診や肉眼で外側からは見つけられないがんもあります。「元気がないな」「食欲がないな」と感じたら、早めの受診をお勧めします。

手術のあと

通院治療が可能になり次第、飼い主さまの了解が得られれば、できるだけ早く帰宅していただいております。抗生物質と鎮痛剤での治療が続きます。

大阪・堺で動物病院の手術なら大下動物病院へ お電話でのお問い合わせはこちら 072-255-6887 大阪・堺で動物病院の手術なら大下動物病院へ お電話でのお問い合わせはこちら 072-255-6887